デジモンストーリー サイバースルゥース ハッカーズメモリー（PS4） ＠クリア感想

奇しくも本編ラスボス戦でトリを奪ったパンプモン。
ほぼ回復補助要員でしたがね。

 
こちらも想定外にやり尽くしました。
サイスルの方はオンライン要素で取得を諦めたのですが、今回は比較的楽です。
それでも面倒だったのは700種のメダル集め。
サイスルのデータ引き継いでなかったので、前の500種のガチャ以外のメダルの情報がなくて無理げ…と諦めてたのですが、そちらはちゃんとクリア後に（多分）ガチャ外のメダル全て販売しており補完されてます。
割とメジャーなゲームばっかりやってるので、今作はネットでの攻略情報量の少なさにちょっと戸惑いました。
やっぱ今はデジモンってちょっとマイナーなんですかね。

 
・登場人物

アニメのデジアド02のせいでドMな印象しかなかったワームモンが非常にかわいい。
エリカとワームモンと主人公の癒しトリオのやりとりは終始可愛かった。
男性陣も嫌いじゃないが何せヤンデレ比率高すぎる。千歳位しか安心して接せない。
アラタもサイスルの方で病んでたしな。
龍司は仕方ないかな、と思いますが、サイスル含め女性陣が余りにも精神的にたくましいのと、これの前にやってた龍が如く極２の方の龍司が「龍司」と書いて漢と読む位に龍司だったので、もう少し気張れや、兄ちゃんとなってしまう。
もうジミケン仲間に入れた方がいいと思う。

恐怖を感じるレベルのヤンデレ・優くん。

この子はもうホラージャンルの子だと思います。
真剣に心療内科受診する事を強く勧めるレベル。
対等になりたいと願い、「友達のデートコース予習に付き合って（友達いない）」とか意味不明な依頼をしてくる…こじらせ過ぎて意味が分からない。
「ずっと一緒が良くて、相棒になりたくて、妬ましくて、誰にもとられたくなくて、そうだ俺がお前になればいつも一緒！！」……君病気やで、優くん。病院行こ、優くん。


・一番笑った

千歳のデジモン並んだ所で「アッ…」と察し、既にニヤニヤしましたが、
その後の演出↑
今作一番笑った。千歳本当に男性陣の良心です。


・ナビットさん

何故キークエなのか、最後まで正体不明のモヤモヤ感が残るナビットさん。

クリア前に「どうせ無駄だろうが一回戦っとくか」と挑戦したオフラインコロシアム・マスターカップでは多分準決勝に出てきました。お前、テイマーだったのかよ。
「やあ、ナビットくんだよ」
違う、お前はナビットさんだ。


・ストーリー

究極体に囲まれるパンプモン。

結末まで見た感想としては、いろいろ違いますがペルソナ２を思い出しました（またかよ）
サイバースルゥースが罪で、ハッカーズメモリーは罰みたいな。
そしてそのペル２罰に当たるような罰がいたく理不尽な所に落ちた感。
彼女の結末に納得出来る要素がない。唐突にそう言われましても…と。
彼女がそうなる原因とか必要性とかがもう少し描かれてたなら、多分作り手側が想定していた切なさみたいなのを感じられたのかもしれませんが、「何でやねん」のツッコミ感の方が強くなってしまったのが残念。

ただ全体の話としてはサイバースルゥースより今回のハッカーズメモリーの方が好みです。

エリカ帰ってきて欲しい。
改変後の人間世界側のフーディエしんどい。
全員男かつ、半数が男ヤンデレとかしんどい。
 
 
・システム

流石アグモン天使。

好感度イベントはとっても良かったんですが、ドミネーションバトルは正直面倒でした。
後半依頼がドミネーションバトルだらけ…。

好感度イベント、今回性別が固定されてるせいかサイスルの女性陣がサイスルとは印象が違いました。
サイスルでは男主人公だったけど見事に男性扱いされてなかったので反応が新鮮。
今回主人公の性別が選べない事が不評なようですが、自分は頭が固い方なので男でも女でも性別は固定されてる方が有難いです。
  
多分前作はなかったと思うハッキングスキルの「アクセラレイト」「フリーゲート」
これは重宝しました。落とし物依頼が多かった前作で切実に欲しかった。
システム周りをそのまま焼き回しでなく、改善しているのが好印象。

ただせめてムービー位はスキップ機能つけて欲しかった。
スキップ機能ってそんなつけるの技術的に面倒なものなのかな？
今でもスキップ機能がつかないゲームありますが、つけないのが毎回不思議。
時間を割く作業なんだろうか？


・結末はちょっと残念でしたが、全体としては期待値以上でした。

そして最後までパンプモン推し。